木製バットを買うか悩んでる方へ


最初に

木製バットを購入する際に悩んでいる方の大半は「木製バットは折れやすい」もしくは「木製バットは飛ばない」という部分であるかと思います。確かにどちら共に金属バットと比べた際に木製バットが劣っているように感じる部分でもあります。
特に近年では軟式用金属バットの進歩は凄まじく、ビヨンドバットなど多種多様なバットが開発されつつあります。
ですが一概に木製バットは劣っている、ということもございませんのでご安心ください。

木製バットは折れやすい?


まずは木製バット折れやすいのでは?という点ですが、答えは「No」です。
弊社の木製バットはBFJ公認マークが付いております。
BFJの規定において近年よりロゴ面の表示面における規定が追加され、各材質において「最も弱い部分(材質によって異なりますが理由などは割愛致します)」にロゴを表示するようにルールが決められております。
当然弊社もBFJに従っておりますので、各材質において折れやすい部分にロゴを表示しております。
意外と知られていない事実ですが、これを気にするだけで木製バットの折れる確率というのは大幅に抑えることが可能です。
勿論そもそもの材質において弊社は自信をもって提供しておりますが、これらのルールについて理解することでより一層木製バットを折らずに使い続けることが出来るかと思います。
(これは弊社に限らず全BFJ公認企業様において共通ですので、他社様のバットを購入する際もこの知識はお役立ていただけるかと思います)

しっかりとロゴ面で打たないということを意識するだけで、相当打ち込み続けても折れずに使い続けることが可能です。
参考程度に、弊社の室内練習場「神岡InDoorBaseballPark」において試打用に出しているバットの写真です。

このバットは撮影時点で半年ほど、ほぼ毎日マシンから出される百数十キロの硬式ボールを打ち続けています。もちろん打つのは初心者の方から上級者、社会人野球の方まで様々です。それでも打たれる前に「ロゴ面では打たないようにすると折れませんよ」とお伝えするだけでこれだけ長持ちするようになります。

木製バットは飛ばない?

木製バットは飛ばないと思われがちですが、これも一概にそうであるとは言えません。特に高校野球においては今後規定が変わり低反発バットへと移り変わります。
飛距離や打球速度が落ちるのは確実で、木製バットを視野に入れいている高校野球部も多く、今後は高校野球においても木製バットユーザーが増えるかもしれません。

一例として強豪校でもある明豊と智辯和歌山の両監督はこのような見解だとのことです。

もちろん選手によって好みは大きく分かれるのが野球道具、金属の方が合う子もいれば木製の方が合う子もいるかもしれません。
金属に合わないと感じる方は思い切って一度木製バットへ切り替えるのもありかもしれません。

特に練習から木製バットを使うということはより一層技術面でも上達が見込めるというのも今の野球界の定説でもあります。
大学、社会人や独立リーグ、プロを視野に入れて野球をしている方は金属ではなく木製バットを早いうちから使い続けるというのも一手かもしれませんね。

もし木製バットについて質問、最初はどれを買えばいいのかわからない等疑問がありましたらなんでもお応えいたしますので下記フォームよりお問い合わせください!